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​唐澤建具店の日々是好日

職人のテレビ

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 BSで毎週木曜日に、昭和のホームドラマ「寺内貫太郎一家2」をやっていて、できる限り観てます。先週は職人の社会的地位が低いっていうお話。家業を継いだ貫太郎は昔、美術学校に行きたかったとか、おかみさんの加藤治子はいいとこの出で、女学校もでていて友達はエリートなのにうちの家計は苦しいとか。40年くらい前のドラマだけど、職人の地位の低さは今もあまり変わらないなあ。

 もうひとつ、「美の壺」で、折敷という小さなお盆をやってました。こちらは、漆あり、銘木ありと、工芸品の世界。こういうところに取り上げられる職人は、作家であり、求道者であり、我々とはすこし違う感じがしますな。昔はそういうのにも憧れたけど。

 誇りをもって、楽しく仕事できたらしあわせ。そこに経済がついてくれば言うことなし。

まだまだやってみたいこと、作ってみたいものはたくさんあります。ただ、時間とお金に追われる日々がつづくと、夜の一杯だけが楽しみになってしまって、社会的地位も低いままで困ってシマウマ。

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